a.o独白ブログ

詩や創作文章を公開しています、時に汚濁あり時に18禁あり、綺麗な場所ではございません、あしからず。

赤褌の人(詩)


真っ赤と白の渦巻き模様の風車

 

ああいう色の声を
眠りながら私は出したの
夜半に

 

夢の中で警告を発した
これ以上こっちに来ないで

 

赤い褌を締めて座しているあの人の
頭部に
巨大な直感が

触れている

 

真っ赤と白の渦巻き模様の風車は
信じられないほどの速度で
回転をはじめる

 

再度私は警告を発する

 

赤褌のあの人の身体は黒々としている
羽織るのは赤い文字だけ
ただ座しているだけ
それなのに光は
あの人を差している

 

これ以上こっちに来ると
予期せぬ反応が起こると
私の最深部は警告を発している

 

赤褌のあの人を
はじめて見たとき
恐ろしいことが起こるのを
まだ知らなかったの
私は
子供だったの

 

真っ赤と白の渦巻き模様の風車が
回転を続ける

 

禍々しいあの人に警告で呼応する

 

おぞましさ
醜さ
不出来さや
主観の雷鳴と
客観的真実との落差

 

排泄物すら美を形成する一部になるのだと
赤い褌を締めながらあの人は言う

 

滑稽ね

 

私笑っているけど
震えてるの
あなたの存在がおそろしいの

 

やめて

 

警告を発するということが呼応になると
警告を発した時点で了解していると
真っ赤と白の渦巻き模様の風車を手にした
あの人が腹の奥底から笑うのを

 

私は

 

ありったけの声量で叫び
戦き

 

制止しながら

 

了承している