大熊あれいブログ

文章ブログです、雑記帳のような感覚で主観的、感覚的に詩やエッセイのような独白文章を書いています。不定期です。

自分のこと

八王子スーパー拳銃強盗事件(自分のこと)

※この記事は、当時の状況を私が体感したままに書いております。事件に関連する事を開示しているというより、個人の主観に基づいての回想録としての文章です。故人を冒涜、事件を娯楽として文章に起こしているわけではありません。 ・・・ 今から四半世紀ほど…

栗毛色の髪の女【楢山節考】

楢山節考の舞台、山梨の山中や、甲州街道のそばに父方の先祖は住んでいた、父もそこで生まれ育った。ある程度の老齢になると、人々は山へと赴くのだ、そのような風土が確かに山梨にはあると私は思う、四方を山に囲まれたあの盆地はひたすら暗いのだ、日照り…

落ち葉のように散らばりたい(自分と友人との関係)

落ち葉が地面の上を覆い尽くしている、黄色や赤に変化した道を歩くとき、私の足は歓んでいる、燃えかすのような匂いが風景そのものを包んでいる。 人生の目的とは何かという話を長年の友人としていたら、彼は言った「俺が子供と接する仕事をしているのはさ、…

スノードーム(自分のこと、口出ししてくる愛すべき人々)

駅ビルの陳列棚に置いてあるスノードームを手に取る、電池で七色に光るツリーの形をした小規模な幻想が、今私の手の中にある、幻想なのに実在している、私はそれを綺麗だなと思う、しかし私は釈然としない気持ちなのだった。街はクリスマスめいている、クリ…

ブルータスへ(自分のこと、プライド感情)

世の中こんな奴ばっかりだ、ブルータスお前もかという台詞が昨夜から私の体中を駆け巡っている。 長年の友人のことを書く、私たちは15歳の頃からの知り合いである。古い時代を知る同士、なんだかんだで現在の人生の半分以上を見知って暮らしてきた同士、私…

水色の食器棚(自分のこと)

部屋の一角は白い棚が天井まで伸びていて、そこには本がぎっしり詰められていた、マーフィーの法則、自己実現、といった文言の背表紙がしきりにこちらを覗っている。自分の殻を破るには、職場の人間関係、よりよい自分への道…本のタイトルとは、心中の叫びで…

ケーキ箱の家(自分のこと)

ずっと昔に、大きなケーキの入っていた真四角の箱を細工してそこにちいさな窓や浴室や寝室を作り、仕上げに豆電球で明かりを灯した。 私の思考はケーキ箱の中を隅々まで動き回り、どこに絵を飾ろうか、壁紙は何色にしようかと考えあぐね、完成時に私は最早そ…

☆私はあの人のことを尊敬している(自分のこと)

駅から少し道をそれた場所にその人は居る。 その人のことを先生と呼んでいる、職業上でもその呼び方は正しいのだが私は「師である」という意味合いを込めて彼をそう呼んでいる。やわらかな空間にその人は居る、空間演出に一役買っているのは音楽である、そして…

ホームレス状態の人と私(自分のこと)

昼下がり、あの駅にゆくバスに乗る、私は先頭に立って待っていたので停車したバスの内部へと、気持ちの赴くままに歩みを進めた。スニーカーを履いていると自分の動きが速やかに感じる、あのちょっと奥まった席へ、そう思って吸い込まれるように一段沈んだ席…

1026(自分のこと)

10月26日、20年以上前のこの日に私は小説を書きはじめた。 当時友人が全くいなかったので、精神世界で生きることを強く夢想していたのだ、小説の中の人物たちの人生、自分よりも年上の人の視点…ただ強烈に楽しかったのは自分の目では見えない景色が見えたこ…

自分の身体的特徴

自分の身体的特徴、というとつむじが異様に長く、ハゲているということである。 額の上から髪のあぜ道がはじまり、頭頂部を見事に貫いてそのまま頭の後部まで伸びるつむじ、私はこれほど長いつむじの持ち主を未だに見たことがない。 男性は新しい女を欲しが…