大熊あれいブログ

絵画やイラスト、詩や独白文章を公開しています。不定期です。

社会、世の中

母性のある老婆になりたい

褒められた時、それが私個人の努力に宛てた言葉だと、とても胸に染み入る。「大熊、お前頑張ったなあ」と職場の女ボスは割とよく言う、言ってくれる、彼女はそれが年長者の役割だと理解した上で新入りを褒めているのだ。女ボスは根性論の鬼なので、彼女の全て…

お金は幻である 行為は真実である

金は数字である、金は数式である。 金は数字であり、数式であり、余剰があるかどうかが貧富の差である。うまく計算の出来た者が勝者であり…単にこれは概念上、ゲーム上の勝者となるだけである。 極端な話、お金というものが存在せずとも、現在の自分の仕事を…

合理主義と虚無感

合理主義にあてられている。 両親は死に向かって生きている、あんなに踊り狂ってたのになあ、ついこの前までこいつら、20代だった気がするのだが、ついこの前までこいつら、私の目の前でセックスしてた気がするんだが、もうすぐ本当に生産性が無くなるから…

共同体意識

一人のその先に皆が集まっている、あの意識、あれが欠けてから久しい。政治に興味が無くなったのも、教団を抜けてからだ、あとはもう私には無関係の世界だった。 個人的な感覚では、神社も入りにくい、日の丸を直視するのも気が引ける(もちろんこれには畏れ…

サラと現実

セックスアンドザシティー、Sex and the City、SATCまたはS&TC、ああ、実は私にも、このブログによく出てくる「友人」以外の、友達がいる。絵や演劇、死にたい気持ちを素直に話せる人を友人と呼ぶなら、私は義務教育時代には友人は居なかったが、それでも仲の…

醜さへの寛容

蓋付きのゴミ箱の上に飯を置いて食っている奴が居た、しかも女だよ、信じらんねえ、無様だ、きたねえ、食べ物様は時に人間本体よりも崇高な存在なんだぞ、そもそもそこは通路だから邪魔だ、という独特の階級思考と暴力思考に私は一瞬で身体ごと飲まれた。 そ…

暴力的思考を乗り越えるには

何かが起こったら部屋にある電子レンジを投げつければよい、備え付けのモニターでもよい、相手があっと怯む瞬間さえ作り出せればそれでよいのだ、事なきを得る。 女に電子レンジを投げつけられる可能性を考えることの出来る人間は、無理矢理手を握ったりしな…

暴力的思考

唐突に暴力的な気分に陥る時がある、頭が妙にハッキリして、白い光の筋が見えるとき、ものを考えるより先に口が動いていたりする。 夜中に騒いでる人が居たら直接行って対面して追い払いたい、みたいな欲求である。直接言ってやらなきゃ気が済まない、誰かが…

孤食

「え、それじゃあ毎日、一人で食事しているの?」この言葉に「はい」と頷いたその時、自分が、何らかの実験動物の類いに、成り下がった気がした。確かに私自身ギクリとした、何かが胸に突き刺さってぐらぐら揺れている、まだ。 先生は初対面の時…先生、という存…

祈りたい欲求

祈りたくて仕方のないときがたまにある。この波が訪れるともう、頼むから祈らせてくれ、と本気で何かに懇願している自分を直視せざるを得ない。何か願いがあるのではない、単に祈りそのものへの渇望に身もだえているのだ。 しかし祈るべき対象が、私には見当…

未達と自殺【社会】

私は客観的な時間ではたったの1年、しかし内的な時間に於いては果てしなく長い1年を正社員として過ごした、電話営業の会社に10年前の私は居た。 なんでまたそんな会社に、と思うかも知れないが、私としては奨学金を返すということと、実家への仕送り、自…

「自分の子供」競争【世の中】

ある程度の発生率で天才と障害児は生まれてくる、ある確率で貧困と富裕層が出現する、一人の人間が何らかの被害に遭っているその間、誰かはその被害には遭わずに済んでいる。 人類、というものが巨大な一人の人間だとして…果たして血液は正常に循環している…

自分の居ない世界に私は居たかった【世の中】

私はAVを見ながらするセックスが好きだった。相手も画面の中の女を夢想して私を抱くのだ。そこに私が居ない、ということこそが気楽だった、気楽に自分の性欲を消化できるのだ。 「胸がもう少しあればアレができたのに」「妊娠だけはするなよ」「今度ミニスカート…

美と貧困、カースト意識【世の中】

洗練された都会の大通り、照明に照らされて輝く数多の洋服、表面上は苦しいことや病気など無いかのような美しい人たち。 そういうものが私はずっと怖かった。美と自分とが一体化している、美と自分が、少なくともつながっていると感じられる人々とは心底わか…

痴漢する男と痴漢を止めることのできる男【世の中】

男の美徳とは何だろうかと考えたとき、それは正義感ではないだろうかと思った。 正義というときな臭い感じもするが、私の持論である(※でしかない)【人間は欲求を追求すると意外にも「相互補助」状態を好み、その状態に自分や周囲を変化させようとする力が働く…

醜い人の残酷さ【世の中】

美しい人は残酷だ。美醜は善悪では無い、ただの内面的事実として、ほとんどすべてのものを覆う強い概念である。 美しい人は理由もなしに行動している、私を見ないで、これ以上何も言わないでほしいと思う。そのような人と対面しているだけで、あるいは見てい…

私の感じる美しさ【世の中】

清冽な美しさを人に感じるときというのはどのような場合だろうか。 その人が何の理由もなしに、自分の客観主観を総動員して邁進しているときではないだろうか。そのような人は美しい。同じことをやる場合でも、自己卑下や正当化するための理由を、自分自身に…

理由無き生命【世の中】

現在所属している(という言い方になってしまうが)社会的状態に至るまでの理由。 現在遂行しているあらゆる行為の、その行為に至るまでの理由。 情状酌量の余地ありかどうかの判断ごっこを、自分自身でしすぎているのではないかと思うことがある。 理由はない…

後ろめたさや自己卑下は見下しをも正当化する、それに加担しない生き方、考え方を身につけて年を重ねたい【世の中】

友人と話したときのことを書いておこうかと思う。というより驚くべきことに私のような偏屈者にも長年の友人がいる、彼と話すとなぜだか自分のことがよくわかる。 私は「楽な生き方をしている」私は「主観的にはつじつまの合う生き方をしている」 ただし「客観的に…