大熊あれいブログ

絵画やイラスト、詩や独白文章を公開しています。不定期です。

異性、あるいは恋、逸脱

浮気の是非

浮気はいけないっていうのは極論、全体主義か個人主義かの思想問題みたいなもので、当人達がOKならいいんじゃないのと思うようになった。何でこのような気持ちになったのかというと、結局、全体主義的な思想下に於いて、全く自分に対しての見返りが無かっ…

あの子

男の頭を撫でているとき、それが嘘とわかっていても、この子は私の子、可愛い子、と思いながら触れると本当に心が安らぐ。ママと呼ばれると本当に愛おしくなる、これははたから見たら滑稽を通り越して多少、グロテスクな関係なのかもしれないけれども、私は…

暴力の有り難み

膣から血が出ている、排尿するのが痛い。 ここまで誰かと一緒に居たと実感できたセックスは、あっただろうか。暴行されたときも相手が私を見ていないのを感じた、私の悲鳴すら、相手の妄想を具現化したものに過ぎなかったのだ。 達するときに私はいつも演じ…

百足の抱卵と食卵

百足が抱卵している画像を見ている。脚は綺麗に折りたたまれ、身体で粒状の卵を抱きしめている、丸く丸く、雌個体の身体自体が卵のような姿勢になっている。はじめのうち、鳥肌が立った。 百足画像を検索して、PC画面いっぱいに光る胴体を見たとき、ちょう…

疑似母子相姦(達することの不必要さ)

内面に宿る母性を、強烈に感じる時がある。 男には一切、こちらを愛撫させないよう言い含め、一方的に女である私だけが愛撫を重ね、まどろみ合うというもの。 私は元来握力や腕の筋肉が発達しているらしい、絵を描くにはもってこいだと思っていたが、男を長…

ひとりごと(トラウマとセックス)

子供の頃のオナニーは、ただの夢だった。大人になったらセックスというものが快楽に変化するのだと信じていたが、実際、対面して握手でもしていたほうが互いに理解し合えたな、座って話していた方が互いを、個人だと認識出来たな、というセックスも多かった…

不可思議な縁

写真には建物を超える高さの、実寸大の赤黒いガンダムの足が映っていた。 「これが僕の、美大に居た頃の作品…若気の至りですよ」と彼は書いてよこした。 まだ対面していない彼の、感性に、私は驚いてしまった。 無意味で巨大、私はこの作品と対峙する事が出来…

出会い

年末年始と私は人に疑われた、誤解が誤解を生み、強引なナンパを強気に退け、私は悪人になった。仕事でもそうだったし、仕事とは無関係の通販でも、誤送された荷物を横取りしたと勘違いされたりと踏んだり蹴ったりであった。そんなクリスマスから正月明け数…

夢のポリネシアンセックス【逸脱】

「ポリネシアンセックスって知ってる?射精が目的ではないんだ、お互いの気持ちを尊重して肌を重ねるんだよ、入れたまま動かずにね」 私の好意をそれとなく遠ざけるため、性的なトラウマを解消する方法を医師として提示するため、夫婦の問題についても関与出来…

嫉妬

「週末はNYへ出張に行くんだ。俺の参加したコレクションがメトロポリタンに展示されたんだよ、自分の作品が飾られて世界の人から見られるのは、本当に名誉なことだよ」 私は人に対して嫉妬した事があまり無い、だが明らかに、私は彼に嫉妬していると気付いた…

詣でられない【精神面での恋】

神社というものは昔から私には外界の、触れられぬ場所だった、神聖すぎるとかいうのではなくて属している世界が異なるためであった。きっと神道の世界に属しているという認識があれば、一人でも私は神社へと向かい、手を合わせただろう。 とても似た感覚で、…

老齢と肉体【恋】

現在肉体を重ねている相手、相手と互いに「あなたが自分にとってのただ一人の異性」であるという体で付き合っている、彼は元々スポーツをやっていたらしい。引き締まった肉体、すらりとした体躯、黒々とした長髪、それに似合う服や眼鏡といった装飾品を身に纏…

私はあの人のことを尊敬している、あの人は白い花である【恋】

道を、落ち込みながら歩いていてふいに目に留まった白い花、道路脇に咲くその花は朝日の中輝いていた、私はその花に勇気づけられた、これこそが私にとっての内面的事実である。 「大丈夫だよ」という言葉をかけられた、私の内面を読んでも私に、変化するように…

不釣り合いのユーモア【恋】

高校の時、その学校内ではかなりのイケメンに告白されたことがある。 彼のことを知りたい気持ちで、私はその告白を受け入れた。しばらく一緒に下校したり、彼から、家庭科で作ったクッキーなどをもらって食べたり、私は何も気にせずぬくぬくと彼からの好意に…

これ以上楽しいことがあるだろうか

夕暮れ、道の向こうから来る自転車の明かり、川沿いの空気、もう冬の匂い。 自分の文章が読まれることが嬉しかった、相手が先生であるということがとても嬉しかった、なぜなら私は先生の文章がとても好きだったから。 先生、というのは私が勝手に彼をそう呼…