日々の考察、散文

私はこの財布を手放したいのだ

信号を渡って静かにその場所へ行く、考えてみるとまじまじと交番を見たことがない、私は冬の昼下がりに出頭している。交番へ行くのもちょっとした決心が必要だった、盗みへの欲望があったことは確かだ、しかし裁かれたくない、裁かれたくないがために私は出…

アーティストアレルギーと瞑想の話(長文注意)

私にはアーティストアレルギーなるものがあって、絵を描くくせにアーティストの作品やら彼等の人となりを見る事が出来なかったりする。見る、と言っても特段現在アーティスト活動をしている人間と知り合いでも何でも無いし、生い立ちの関係にも居なかったし…

人間社会を見るセンスの欠如⇒を受け入れる人生

人間に対する興味や伝えたい気持ちというものがあれば技能は役立つが、人間に対する興味や関心や伝えたい気持ち自体が薄かったり、ズレていたりする場合技能はほとんど役に立たないということをここ半年ほどで痛感した。 ①人間に対する興味や伝えたい気持ち②…

スタンダード2 集団内の平均値

いつでも何処でも大抵感じる集団の違和感、自分がそこに居てはいけないような違和感と、その場のスタンダードか否かを軸に批判する会話をする人たちについて考えている。「独身の人って幼稚だ」「主婦の人って幼稚だ」その場のスタンダードであるか否かは集団内…

スタンダード

私が集団というモノの何に堪えてしまうのかというと、往々にして集団内でのスタンダードから外れ、追いやられている感覚が生じてしまうから。これは感覚の問題なので、相手が悪いというよりも私の問題とも言えるのだが… 未婚か既婚か子持ちか子供無しか働い…

人間の数値化と卑慢という慢心

人間の数値化を無くしたい、と強烈に感じる時がある。 年齢差別とも言えるが…人間の数値化、この人物の数値は○○、と示すことそのものに違和感を感じる時がある。昔から嫌いな言葉の中に「もう○○歳だから」というのがあって、たとえそれが本人の配慮によって発…

情報の過剰摂取を控える

思う事があってYouTubeやネットの閲覧を控えている、具体的にはネットニュースとか、台風をはじめありとあらゆる情報を見るのを控えている。 元来『この時代を知らない』というレベルで私はおよそ『いつでも』、敢て何も知らずに過ごすようにしている人間で…

命を懸けてでも一人で居たい人間

100年前の土地の状態というものをよく検索したのを思い出した、大体4~5年前である、当時は土地探しをしていて、本を借りたりネットで地盤を調べたりと大忙しだった。砂地、沼地、曲線を描く川は避けるべし、川と一言で言っても住宅地よりも高い位置に水が人…

台風前夜のドロシー嬢

雨上がりの虹の向こうに理想郷はあるのだろうか。風速だけで台風19号の事を考えるならばそれはもう、竜巻のようなものだろう、巨大つむじ風がやってくるのだ。オズの魔法使いは災害の向こう側にいつも居る。私の家が飛ばされ、私ごと飛ばされたその時に、や…

骨商人 痛みについて

身体から成分が抜けてゆく…何処か余所でダイヤモンドでも出来ているのではなかろうか?関節が痛い、関節というのは股関節だけの話ではない、というか股関節の場合痛みを感じるのはその実尻であるのだが、尻が何分割かに割れそうに痛む時にほど別の場所も痛ん…

秋の夜長の空想科学 人間のデータは宇宙を飛ぶ

有史発祥と呼ばれる地点から時間が経てば経つほどに、私たちは覚えなければならないことがどんどん増えて行くんじゃないかって不安だった。今よりも10年後、今よりも50年後、今よりも100年後や1000年後はもっともっと歴史と呼ばれるものが有史という地点から…

キャッシュレス社会とタンス貯金(タンス預金)

晴れ間を逃すまい逃すまいと乾燥した空気を吸い込み、目前の風景だけに意識を凝らし、柿渋を薄める。柿渋液は濃い赤茶色の液体でそれを水道水で半分くらいに薄める…のだが何だか薄すぎて少しだけ原液を足す、その時はねる汁が顔に腕に服に足につき、経血を漏…

私のお乳を飲みなさい 支配欲の話

自分の男に株を教えていると何処か背徳的な悦びがむずむずと、身体の芯から這い上がってくるのを感じる。男を、無力だという立場に据え置いて自分が、明らかに知識を持っている状態で一から十まで教え込んでいることそのものに快楽を感じたのだ。「ママの言う…

自他の変容を許すこと ホリエモン憎し

「創作に纏わることを、作品作りの前にどうしても話したくなったりするじゃない?その時に相手の人間にたった一言『さっさと作れよ』って言われて遮られているみたいで…悲しいよ」俺は悲しい、という感覚がざあっと雨のように伝わってきて、あと一秒でも立ち…

感覚世界と人間社会

※感覚について書いています。 緑を飲む、青緑を飲む、耳から青緑を流し込むと空気もその色に変わる…こんな風に音楽を聴いている、ジャンル無関係に聴いているのでいわゆる音楽好きとは特段話は合わない、曲名やアーティスト名を逐一覚えているわけではないの…

語りに於ける聖なる「私」という主語 夜の帰り道

「昔はこの駅にだって緑があったものよ、それをまあこんな、風情のない改築をして」駅前、夜のバス停で何の脈絡もなく身ぎれいな老婆に話しかけられる、おや、と思っているうちにあれよあれよと話は進んでゆき、老婆の弟と思われる人物が九死に一生を得るとい…

空白を埋め尽くすように集合する働きそのものが私たちである

あなたに再び絵を見せる事が出来て良かった、人生で本当に自他がそこに在ると思える瞬間を下さっていつも、どうもありがとう。時間が集約された地点に招待したいんです、本当は皆も、この世の誰も彼も。人間は生命や宇宙の世界と神という存在を切り離すから…

ネット上での個人叩きについて

人間は階級が大好きだ、ニート、引きこもり、派遣、正社員、これらの階級って一体何なのだろうか? 私は個人でありたいし、個人であるという人を尊敬している、だが個人というものは大抵の場合、軽んじられる運命にある。 個人で何かすることってどうして叩…

静かな映像作品を作りたいと思っているのです

水晶を見ていると、結晶の内部に山があって裾野が広がっていて、時間までもが閉じ込められているかのように思う事があります。今この瞬間を透明な宝石にしてしまいたい、そう思っているわけです。今この瞬間を作品化したいという抑えがたい欲求があるわけで…

投影―言葉の消えた世界で、私はあなたと話がしたい。

人間は、人を判断するときにどうしても投影という心理的作用が働く。 誰かに勝手に投げかけられる幻影で苦しむ事がある、多々ある。その幻影は本性よりも本物じみていて、幻影を投げかけられた本人すらをも変えてしまうほどの威力を持っている。幻影を投げか…

ゆうこさんですか?

「ゆうこさんですか?」 道すがら顔をジロジロ見られたのでびっくりした、たまに身知らずでよく見てくる人っているけれど…今までは、何を考えているのだろうか?なめられてるんだろうか…と内心怪訝に思っていた分、このように素直に問いかけられると誤解がほど…

もうパチンコ行きたい。

※ただ書き殴っている文章です。 パチンコ行きたいと生まれて初めて思った、パチンコ行きたいというのはつまり、部屋が静かすぎた事が原因で、部屋が静かすぎた事がどうして自分を苦しめたのかというと、その時は自分に対面するのがとてもしんどかったから。…

YouTube

そうだ、YouTubeやろう! と唐突に思いついたのは昨日である、何か小さな事で自分から発信出来ることって無いか?と考えていたらYouTubeが最適なような気がした、おおお流行に乗っている…ような気がする。携帯を買い換えて10万以上する代物にするのはちょ…

自己完結域の大海原

船は海原を進んでいる、この航海が終わる頃には私は沖に漂う一つの骨となっているはずだ。雀除けの紅や銀に煌めくテープはまるで出航時の色とりどりの紙テープみたいだ、庭の向こうに広がる風景は暴風雨の影響もあって尚のこと海面のように見える。まるで船…

運針と祖霊

「先ずは玉留め、次は並縫い、これが出来なきゃ手作業は出来ないのよ」一見シゴキのようにも見えるこの訓練の意図を私は理解している、腱鞘炎になったらおしまいなのだ、二本指で針を持つ、その指だけで針を移動させていたらじきに指が故障する。鶴の刺繍は出…

足の引っ張り合いと、手を引っ張り合う関係

「私が妹の年齢の時には、つまり3年前には、今妹の貰っているお小遣いよりも少なかった、納得出来ない、今妹の貰ってる小遣いを減額してやってほしい、平等に扱って欲しい」父にこの台詞を吐いた当時小学生だった私は、次の瞬間父に激高され、凄まれて泣いた…

私は私に帰属する事に決めた

個人的視点を私は是としている。 自分というものを考えるときに、自分が何処に所属しているのかのアイデンティティ、あれが私にはあまり無い。何処何処学校の私、何処何処会社の私、何処街の出身…その何処、というのは私が帰属する集団とは言い難かった、要…

表現の自由と個人

「迂闊なことをやると社会的に制裁されるわよ?確か…リプロダクションドールに着せるドレスは布地からレースに至るまでアンティークや、シルクと決まっているのよ、当然、ふさわしい服の型紙もあるの、だから独自創作ドレスをリプロダクションドールに着せて…

お金と幸福と無名化の波

お店を回すのって誰が幸福になるかという比率の問題でもある、そうでしょ?店員の幸福と、お客の幸福、管理者の幸福と金銭が成り立つのは原材料×3、「3掛け」の幸福、三者三様の幸福。ねえ、そのお店は本当に幸福?本当に幸せ? 私はね、昨日まではあなたが、…

とある水槽食堂に於ける人間関係考察

「この店は『料理人』を置かない方針なんだって。全部アルバイトに任せるような仕組みにするらしいよ、いずれ、仕込みも包丁も使わないものを考えるんだってさ…」 出発前、新店舗で様々な創作料理を作ろうとしていた鶴の人が、いよいよ明日開店、という時にぽ…