大熊あれいブログ

絵画やイラスト、詩や独白文章を公開しています。不定期です。

宗教について

善悪と無意味さ

昔、正義感が強かった、昔ってのは若い頃とかじゃなく子供時代、20年以上前の話。 何か善いことの為に行動しようとしていた、善いことというのは一瞬一瞬の決断に込められたような、小規模な、自分で出来る範囲の善いこと。誰かがいじめられていたら止めに入…

祈りたい欲求

祈りたくて仕方のないときがたまにある。この波が訪れるともう、頼むから祈らせてくれ、と本気で何かに懇願している自分を直視せざるを得ない。何か願いがあるのではない、単に祈りそのものへの渇望に身もだえているのだ。 しかし祈るべき対象が、私には見当…

ネット黎明期と概念の世界

モデムの音を覚えている。ダイヤルアップ式のモデムだ、それは白い箱形のPC画面の上に鎮座していて、ネットに繋がるまでの時間を赤い音を奏でて、こちらの気持ちを高ぶらせてくれる。 父はプログラマーだった、ウィンドウズ95の起動音、父の書籍を読んだ…

朱色からの避難(宗教)

朱色は私には強すぎる、真冬の朝日は私にはもう痛い、昔からそうだった、私は正月が苦手だ。感覚のみで行われるのが日本の行事である、そこには言葉が無い、色だけがひたすら迫ってくるのをすんなりと受け入れる、それが神事である。 母の所属していた宗派に…

方眼用紙【宗教】

人を殺した事がある、私は11歳だった、表面上は机に向かい、白地に青の線が引かれた美しい方眼用紙を、汚す要領で文字を記していた、人を殺す物語をその時の私は書いていた。 方眼用紙上での私は東欧に居た、寒村から始まったこの血筋は未だ寒村に留まり続…

祈りと文章【ブログ】

母は夕方になるとよく、西日の差す部屋で手を合わせて祈っていた、その文言は釈迦の言葉だったようだが母自身、自分が何を唱えているのかはほとんど気にはしていなかった、母の母も、その母の母もそうやって代々祈っていたのだ、彼女たちにとって祈りはリズ…

【詩】極彩色のガラスの傘

「あなた方の間では、聖徒にふさわしく、不品行も、どんな汚れも、またむさぼりも、口にすることさえいけません。また、みだらなことや、愚かな話や、下品な冗談を避けなさい。そのようなことは良くないことです。むしろ、感謝しなさい。」 私を見ながら、牧師…