a.o独白ブログ

詩や創作文章を公開しています、時に汚濁あり時に18禁あり、綺麗な場所ではございません、あしからず。

【私的概念】

記憶と魂

いつPCが天国へ行くのかわからないので今のうちに文章について、記憶と魂について思う事を書いておこう。 創作文として書いている小話は、元々両親が今年に入ってから「頃合いを見ていつか二人で自害する」という事を言い始めたので、両親との仲を自分自身で…

起動不全と言語野の消滅

左手で何度も突起を押す、しかし反応が無い。再度突起を強く圧したが、プラスチックの鈍い音がして突起ごと箱の内部にめり込んでしまった、完全に起動不全である。まあコレ、半ばM氏の自作だもんな、M氏に局所的な反応が似るのも致し方ない…等と下世話な一…

■と▢

心の中にこの■があるとき、前が見えなくなるのよ。心の中にこの■が溢れているとき、前も後ろも横も見えなくなるのよ。不思議とね、上だけはいつも晴れているの、だけれど足にもこの■、黒い重りがついているから空は飛べないの、肉体を捨て去らない限り空は飛…

約束が欲しい

家の目の前で撮影が行われている。小さな川岸でいくつもの場面が展開される。監督のかけ声が段々大きくなって、遂に庭先まで撮影の一団がやって来た。そうだよねえ、それを作り物だと、自分で創っていると思えば思うほど…こんなにも自由になれるというのはお…

他人と自分の境界線を曖昧にしない限り生物全体の幸福は訪れない…のだろうか?(概念)

自分と他人との境界線は在るのだろうか?生き物と生き物は互いに寄り集まって生息している、誰かの希望は私の希望であり誰かの美は私にとっての醜である。自立して生きるとか自分だけの考えというものはその実無いのである、生き物はどこまでが自分という個…

【仕事について】目の前に確かに在る仕事(頭と身体の弱い人間の働き方)

今月末でベッドメイクの仕事を辞めることにした、何故ならば、今月末で私の雇い先である清掃派遣業者がこのホテル…もとい、この地域から一気に撤退するからである。持病の臼蓋形成不全が悪化したように感じ始めていたので、撤退と共にそのまま自然に解雇とい…

M氏、いつもありがとう(夫婦らしき二人)

いつもありがとう、そう私はM氏に言う、毎日言う。いつもありがとう、M氏はその言葉に対して頷く、毎日頷く。おそらく私としか…形の上でだが…付き合ったことの無いM氏は、女という生き物が毎日数回は礼を言う生き物であると思っている。 数え切れないほど…

憧れ

人間にとって一番強い感情や動力源て何だと思います?それはね、怒りでも憎しみでも、自分が何かに勝ちたいという圧倒的な気持ちでもなく、憧れ、ただそれだけなんですよ。最近私は人の気持ちがわかるようになりましたよ、今まで謎だったんです。どうして人…

《創作》幸福について

女は煙の匂いを嗅ぎながら穂が金色に変化してゆくのを見た、それから夕方になり、線香花火をした、宇宙が砕けて土の地面に楽しそうにぽたぽたと落ちた。 幸福とは何かを考えるには時間が足りなかったが、幸福のただ中へ行くのに時間は要らなかった。幸福とは…

幸福のスペイン寿司

真夜中の12時を過ぎたら世間体は止め止め、情動の時間、衝動の時間、夢の時間、真実の時間。 そういうわけで私の両親は1日は27時間くらいあると思っていたってわけ、12時、つまり24時を回ったら全てが崩れ落ちて宇宙と交信できると本気で思ってたし、素っ裸…

秘密の独り言

これは秘密の独り言。 以前あなたに度々質問されたことがありましたね、どうして君は枝葉の最後の一房であり続けるのかとあなたはよく問いかけてきましたね、私はその質問に対して本当の意味では答えていなかったのです。私は自分がそれを出来ない理由ばかり…

浮いちゃう人

子供の頃、こういう雨の日に襲われた。今日みたいな雨の日もあったし、もっと轟音の雨の日もあった、奴らは卑怯だ。人間は屑だという意識が湧き上がる。 どこへ行っても集団の中で大概浮くので、人との繋がりというものに何故そこまで熱くなれるのか不思議で…

ラベルではなく「行為」を名乗りたい

死後も覗くことが可能である物事はその人の根源からの「行為」だけである、忘我の行為である、相互作用をもたらす行為だけが、永遠性を持つのだ。 それ以外は全て幻、年齢性別年収、選民であるか賤民であるか、外見上の美醜、金という数値、全て幻。 なんだか…

お金は幻である 行為は真実である

金は数字である、金は数式である。 金は数字であり、数式であり、余剰があるかどうかが貧富の差である。うまく計算の出来た者が勝者であり…単にこれは概念上、ゲーム上の勝者となるだけである。 極端な話、お金というものが存在せずとも、現在の自分の仕事を…

死の共有と両親

多摩丘陵の端っこで私を照らしていた太陽の光がまだ、残っている、数時間前の風景がもう何十年も昔のことのように感じる。 両親と会った、私は父親が嫌いだったのに彼等と距離を置いて会うと、嫌いとかそういう事は実は些細で一時的な感情に過ぎず、残念なが…

醜さへの寛容

蓋付きのゴミ箱の上に飯を置いて食っている奴が居た、しかも女だよ、信じらんねえ、無様だ、きたねえ、食べ物様は時に人間本体よりも崇高な存在なんだぞ、そもそもそこは通路だから邪魔だ、という独特の階級思考と暴力思考に私は一瞬で身体ごと飲まれた。 そ…

逃避癖

「今さっきバックレてきてんのだ。ずっとだよ、一時も忘れたことなんか無い」 お前さん馬鹿やなあ、アホやなあ、もう10年たってんで、老けたでうちら、と私は言う。友人は表面上の意識では、若かりし頃、とある劇団を突然辞めたことをいつまでも恐れている、…

10

自分の限界や本気度を10と設定する。 10出来るかどうか考えている。10出し切りたい。10出し切るには「こんなもの表現していいんだろうか」という迷いを捨てなきゃならない、実際誰かに見せるかどうかは別、伏せておくのでもよい。それでも10出し切ら…

暴力的思考

唐突に暴力的な気分に陥る時がある、頭が妙にハッキリして、白い光の筋が見えるとき、ものを考えるより先に口が動いていたりする。 夜中に騒いでる人が居たら直接行って対面して追い払いたい、みたいな欲求である。直接言ってやらなきゃ気が済まない、誰かが…

エゴと主観的生き方

紺色のベッドカバーをピンと張れば、海は凪ぎ、サイドテーブルに光るオレンジ色の灯りも、大海に沈む夕日と化す。 そのイメージだけが私を動かす、私は運動神経が無いが、その割に身体を動かすのは好きで、リズムに乗ればそつなく動く事が出来る、すいすい泳…

墓守

墓守を頼まれている、家の窓から見える裏山にはいくつもの墓がある、横穴墓群が存在している。湧き水の染み出る山肌を穿って、1000年以上昔の左官職人たちが技巧を凝らして、墓という室内を作り上げたのだ。小川沿いを登ると、かつては古墳だった広大な…

ネット黎明期と概念の世界

モデムの音を覚えている。ダイヤルアップ式のモデムだ、それは白い箱形のPC画面の上に鎮座していて、ネットに繋がるまでの時間を赤い音を奏でて、こちらの気持ちを高ぶらせてくれる。 父はプログラマーだった、ウィンドウズ95の起動音、父の書籍を読んだ…

原始的な母性

女は小さな火である。母性を得た私は妙に安心している、内部に灯る火を許して、産卵を経て横たわっている。 夢の中で男の身体を操作している時がある。 男性の快楽の最たるものは放尿である、筒の中を尿が通り抜けて行く、あの万能感を夢の中では体感してい…

ひとりごと(5月15日)

ブライアンイーノと私は誕生日が一緒、5月15日。私、あの人のブライアンイーノにはなれないのだなあ、というかブライアンイーノではないなあ自分は、それが残念だなんてね。 ああ、ブライアンイーノっていう人は、別に知り合いではないよ、偉大な世界的な…

風景の臍【概念】

風景には臍がある、歩いていると一定の間隔でカタルシスを感じる場所に行き当たるような自然の仕組みが、地形には施されている、それを風景の臍と私は呼んでいる。 風景の臍という言葉は、私の、風景に対する褒め言葉である、歩いていて幸福を感じる瞬間、煌…

音と色、五十音順の音と色の対応表【私的概念】

あ…赤い色、○に近いかたち、現在い…紅の強い糸、時間は無い、軸う…地面の方へと引きずる引力、地面へと引き込む強い引力、沼のような力、過去、紫色え…竹色、緑色、これから先、未来への事象、期待、予感お…青、群青、たった今、今日、一瞬の出来事、凝縮さ…

緑色の巨大な手【私的概念】

真夜中に、寝ている私の身体を触る大きな緑色の手を、私は眠りながら感じた。 いつも感じるのは枕の先、頭の先の壁から順々に、足の先にあるクローゼットの小部屋へと通り抜ける無数の人影だけだった。その人影たちの事は特に気にしないで居られた、彼らは寝…

私はあの人のことを尊敬している、あの人は白い花である【恋】

道を、落ち込みながら歩いていてふいに目に留まった白い花、道路脇に咲くその花は朝日の中輝いていた、私はその花に勇気づけられた、これこそが私にとっての内面的事実である。 「大丈夫だよ」という言葉をかけられた、私の内面を読んでも私に、変化するように…

土着的思考【私的概念】

青く晴れた空に一本の白い線がぴんと張っている、風が吹いてもぶれない、涙がその線にひとしずくたれるのを想像する、決して手で触れることはできない静かな場所はすぐそこに確かに在る。単なる電線の発するメッセージ性、これを感じ取れるのはもしかすると…

ケーキ箱の家(自分のこと)

ずっと昔に、大きなケーキの入っていた真四角の箱を細工してそこにちいさな窓や浴室や寝室を作り、仕上げに豆電球で明かりを灯した。 私の思考はケーキ箱の中を隅々まで動き回り、どこに絵を飾ろうか、壁紙は何色にしようかと考えあぐね、完成時に私は最早そ…